背景

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2015/07/24

PEP Kids Schoolに関するコラムのご紹介

PEP Kids Schoolの活動をサポートいただいているJEBDA(新興事業創出機構)の代表鷹野様に、「ペップキッズこおりやま」のこれまでの取り組みと、PEP Kids Schoolへの期待についてのコラムをいただきました。

客観的な視点からの冷静かつ熱いコラムです。
ぜひご一読ください!


※うまくリンクを貼れなかったので、下記に全文を転載いたします。
以下、鷹野さんの投稿を転載

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心から尊敬するペップキッズの菊池先生、菅家さんの新たな挑戦の深い意味を知って欲しくて、コラムを書きました。
長文ですが、私がとても大事に思っていることですので、お時間ある時に読んでいただければ嬉しいです。
【ペップキッズスクールに期待する二つの理由】 *シェア歓迎
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★★ 子育ての英知が結集した福島 ★★
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東北の社会起業家に大勢出会ったなかで、使命感の強さがダントツの人がいる。
屋内遊び場「ペップキッズ郡山」創設者の小児科医・菊池信太郎先生だ。
医師仲間からも異端児と呼ばれるほどの信念の人。名前にも信の字がつく。
放射線の影響で安心して外遊びが出来なくなった郡山で、いまや年間30万人!が来場する国内最大級の屋内遊び場を実現した構想力、巻き込み力、実行力は群を抜いている。ヨークベニマル、ボーネルンド、ABCクッキング、東邦銀行、郡山市、、、挙げるときりがない。
この施設は単なる遊び場ではない。
本質的な意義は背景にある根深い子どもの運動能力低下であり、親子コミュニケーションであり、子育て環境に対する取り組みなのだ。
私も7年前に子どもを授かって初めてジブンゴトになったのだが、子どもの未来は文字通り「非常に」深刻な状況にある。
知れば知るほど焦燥感にかられ、何とかしなければと思う。
そんな中で、福島の原発問題が起きた。
子どもの問題が一気に顕在化した。
そして、子育てに関わる多様な分野のエキスパートが福島に集まった。
遊び、学び、心、身体、食育、健康、親子関係等々、これまでにない英知の結集が起こった。
その象徴的な存在がペップキッズ郡山である。年間30万人来場の秘密はここにある。
それゆえ菊池先生は子ども問題の代表として復興庁復興推進委員にも選ばれている。
http://www.reconstruction.go.jp/…/20150317_fukkohsuishin-ii…
 
 
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★★ 英知を福島から日本全国へ ★★
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そのペップキッズ郡山が、新たな事業をスタートする。
福島に結集した英知を動画を中心としたオンラインコンテンツ化し、
「誰でも」「いつでも」「どこでも」「簡単に」子育て・子育ちを学ぶことができる仕組みをつくる。
ハーバード大学やスタンフォード大学の講義をオンラインで無料で受講できるMOOC(ムーク)をご存じだろうか。
Massive Open Online Course の略で、日本語では大規模公開オンライン講座と呼ばれている。
この仕組みを子育てに応用するという。
どうだろう。ワクワクしてきただろうか?
企画の中心人物は菊池先生のパートナーである地元郡山の菅家元志(かんけもとし)さんだ。若きアントレプレナー、有言実行の人。
慶應義塾大学大学院在学中に任意団体「Link with ふくしま」を設立。ふくしまフューチャーセンターを主催するなかで子どもの問題にフォーカスしていく。私はその頃に知り合った。実に気持ちのいい好青年で抜群の営業センスを持つ。
2013年大学院修了と同時に株式会社プレイノベーションを起業し、遊びアプリを通じた自己肯定感を高める親子コミュニケーション促進を事業化。どうしようもない不安の中でギクシャクした親子関係をどうにかしたいとの想いからだ。
並行してペップキッズの企画部長も務め、得意のネット活用で今回のオンラインスクール企画を立ち上げた。
「ペップキッズスクール」では、さらに子育てに関わる企業が持つノウハウを営利や競合の枠を超えて集めようとしている。
私もワーキングマザー関連と乳幼児関連の2社をお繋ぎしたところ、いずれも好感触でコンテンツ提供や協賛の話が進んでいる。
例えば、子育て相談を40年続けている企業には、育児困りごと解決に関する膨大なノウハウが蓄積されている。
 
 
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★★ 親育て・子育ちスクールへの期待 ★★
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私は常々、子育ての根本問題は、親育て教育がないことだと思っている。
一世代前は祖父母がいた。地域ぐるみで子育てをしていた。それがほとんど無くなった。
その代わりネットから情報を得られる大変有難い時代になった。一方で情報が溢れ過ぎて振り回されている。
誰に聞けばいいか分からないから、優良コンテンツが集まる場には価値がある。
スクールの特長をまとめると次の3つになる。
(1)多様な英知が結集
身体、病気、食、頭、心、遊び、学び、親子関係、親のストレス・悩みごと。
医者も大学も企業も行政もライバル同士さえも枠を超えてノウハウを提供。
(2)誰でもいつでもどこでも簡単に学べる仕組み
大規模公開オンライン講座MOOCの仕組みを子育て・親育てに応用。
動画で分かりやすく。いずれ資格や認定の可能性も。
(3)共創・自立型ビジネスモデル
専門家・関係者を巻き込むが依存はしない。
補助金に頼らず、共感を集め広告収入モデルで収益を生み出す。
 
 
最後に菊池先生の言葉を紹介したい。
「福島の子どもたちを日本一元気にする。」
→全国の子どもが元気になる!
「大人は子どもが育つ環境に責任がある。」
→30年後の大人は今つくられている!
一人の親として、30年後の大人に対して責任を持つ社会人として、ペップキッズスクールに期待する二つの理由だ。
 
 
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★ペップキッズスクールの立ち上げにぜひご協力ください。
7/31までファンディング実施中。
http://www.challengestar.jp/project/s/project_id/34
★菅家さん登壇! 東北起業家ワークショップ参加者募集中。
7/24金19:00@品川
https://www.facebook.com/events/672893819522121/
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転載終わり


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「遊びの不足による子どもたちの体力・運動能力の低下は、福島だけではなく日本全国の子どもたちに関わる問題です。
震災・原発事故後、遊び環境が制限された福島ほど、遊びのかけがえのなさを痛感した地域はありません。
ここ福島から、遊びの大切さを全国へ発信し、子どもの成長を引き出す、楽しい遊びを日本中の子どもたちにインターネットを通じて届けたい!」
http://www.challengestar.jp/project/s/project_id/34


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